外壁塗装と一緒に基礎部分も塗装する際の注意点について解説します!
外壁のリフォームとなると屋根や外壁そのものに目を向けがちですが、それらを支えているのは基礎部分です。
そのため、基礎部分にも塗装は必要なのです。
今回は基礎部分に塗装が必要なのかどうか、そして外壁塗装と一緒に基礎部分を塗装する際の注意点についてご紹介します。
基礎部分に塗装は必要?
まずは、基礎部分の重要性について解説します。
建物の重みを支えているのが「基礎」です。
建物の荷重や外的要因で加えられる力などをバランスよく地盤に伝えているのです。
つまり、地盤と建物をつなぐ重要な役割があるということです。
また、地面の湿気によって建物が劣化することを防ぐ役割も担っています。
基礎がしっかりしていなければ、建物の重みを支えられません。
その結果、地面の振動がそのまま外壁に伝わったり、外壁に伝わる力をうまく逃せなかったりします。
建物をより長く保つためにも基礎は重要なのです。
基礎を塗装するメリット
実は、塗装によって基礎は守られています。
基礎を塗装することのメリットは以下のものが挙げられます。
- 防水性を高める
- カビやコケの発生を抑える
- 基礎の吸水性を抑える
以前までの日本の住宅には、木や石が基礎として使われてきましたが、現在はコンクリートやセメントなどが一般的です。
しかし、コンクリートやセメント自体には防水性がなく、吸水性が高い素材です。
そこで、それらを塗装することで防水性を高められます。
外壁塗装と一緒に基礎部分を塗装する際の注意点とは?
1つ目は、油性塗料ではなく水性塗料を選ぶことです。
基礎はコンクリートの上からモルタルを塗布するケースが多いため、塗料は水性塗料を選ぶと良いでしょう。
水性塗料の中でも、水性基礎専用塗料やツヤ消し塗料を選ぶことをおすすめします。
2つ目は、クラックがある場合にはしっかりと補修することです。
クラックとはひび割れのことです。
クラックをしっかりと補修しなければ、雨や結露が侵入し、早期での塗膜の剥がれにつながってしまいます。
3つ目は、床下の湿気が高い地域では基礎塗装しないことです。
床下の湿気が高い場合は、内部からの湿気の影響で塗膜がすぐに剥がれてしまう可能性があります。
そのため、このような地域では塗装しない方が良いでしょう。
まとめ
今回は基礎に塗装が必要なのかどうか、そして外壁塗装と一緒に基礎を塗装する際の注意点についてご紹介しました。
基礎は建物を支える重要な役割を果たしており、基礎を塗装することにはさまざまなメリットがあります。
基礎塗装を検討されている方は、ぜひ当社までお問い合わせください。