吹き付け塗装とは?用いられるスプレーガンの種類についてもご紹介!

外壁塗装には、刷毛工法やローラー工法、吹き付け工法などがあります。
近年の外壁の塗り替えにはローラー工法が採用されるケースが多いですが、凹凸のある外壁の場合は現在も吹き付け工法が採用されています。
そこで今回は、吹き付け工法とは何かをご紹介します。
また、現在の吹き付け工法がどのように活用されているのかも併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

吹き付け工法とは?塗装に使用するスプレーガンの種類についても解説!

吹き付け工法とは

吹き付け工法とは、スプレーガンを用いて塗料を霧状にして壁面に吹き付ける工法のことを指します。
吹き付け工法は、主にモルタル外壁に意匠性の高い仕上げを行う際に採用されます。
例えば、リシン吹き付けやスタッコ仕上げ、吹き付けタイル仕上げなどの際に採用されています。

吹き付け塗装に使用するスプレーガンの種類について解説

1.エアスプレー

エアスプレーは圧縮した空気を活用して、塗料をミスト状にして噴射します。
重力式と吸上式、圧送式の3種類に分けることができ、細かな調整を行える特徴を持ち合わせているため塗装面を綺麗に仕上げられます。
他方で、塗料が飛散しやすいことや塗膜が薄くなりやすいことがデメリットとして挙げられます。

2.エアレススプレー

エアレススプレーは、上記の種類とは違って空気を使用せず、塗料に直接圧力を加えて噴射口から飛ばす仕組みになっています。
このタイプは粘度の高い塗料にも使用することができるので、塗料を無駄遣いすることがありません。
ただし、細かな部分の塗装が難しいという特徴もあるので、その点には注意してくださいね。

近年ではローラーで塗り替えることが一般的!

実は近年では、吹き付け工法が採用されることが大きく減少しており、ローラー工法が採用されるケースが増えています。
吹き付け工法が採用されなくなっている理由として下記の2つが挙げられます。

1つ目は、モルタル外壁の代わりにサイディング外壁が主流になっているからです。
吹き付け塗装はモルタル外壁の塗装時に採用されることが多い塗装方法です。
しかし、近年モルタル外壁自体が採用されない傾向にあるので、この工法を使用するケースが減っています。

2つ目は、吹き付け塗装は塗料が周りに飛散するからです。
塗料がついたらいけない部分を養生することで、周りに飛散することは防げます。
しかし、風などの自然要因によって思わぬところに飛んでいってしまう可能性があります。
付近の車を汚してしまったり、近所に塗料が飛んでいったりするリスクを抑えるためにも、この塗装工法が避けられる傾向にあります。

まとめ

今回の記事では、吹き付けとは何かについてご紹介しました。
本記事が外壁塗装を検討されている方の参考になれば幸いです。
「そろそろ塗り替え時かな?」「うちの外壁塗装は大丈夫かな?」などのお悩みがありましたら、点検・お見積りも無料となりますので、ぜひお気軽に弊社までお問い合わせください。

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